タブレット学習

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。小学生の夏休みの宿題が紙のワークでなく、タブレットで出されています。今や小中学生が1人1台のタブレットを持つ時代となり、学習スタイルにも大きな変化が生まれています。紙の教材に変わってデジタル学習が進んでいくと良いことばかりでなく課題もあるはず。いかに上手に活用するか、使い手のリテラシーが重要になります。

●タブレット学習のメリット

 ・繰り返し学習がしやすい
  問題演習をタップ1つで繰り返せるため、ミスの復習や解きなおしが効率的にできます。AIが自動で苦手を分析して最適化された学習も可能です。
 ・持ち運びが便利で教材が豊富
  タブレット1台に教科書、問題集、辞書などをすべて入れることができ、荷物が軽くなります。動画や音声を使った説明もでき、理解が深まりやすくなります。
 ・学習記録の蓄積と可視化
  どの問題をいつ解いたか、正答率の推移などが記録され学習履歴が一目でわかります。保護者や先生とも進捗を共有でき、適切な指導につながります。

◆タブレット学習のデメリット

 ・書く力が育ちにくい
  手で書く機会が少なくなり、漢字の定着や記述力の向上に不安が残ります。特に小学生には紙に文字を書く経験が欠かせません。

 ・長時間の使用で目や体に負担
  ブルーライトの影響や姿勢の悪さから、目の疲れ、肩こりが生じやすくなります。使いすぎには注意が必要。
 ・ネットやゲームの誘惑
  勉強中に他のアプリやインターネットに気が散るリスクもあります。学習に集中する環境づくりが求められます。

タブレットは正しく使えば非常に有効な学習ツールですが、紙の教材にしかない良さがあるのも確か。目的や内容に応じて「使い分ける力」を育てることが大切ですね。

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