数学のテストで100点をとるカギ

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。
数学のテスト対策を十分こなして本番に臨み、テストを受けた後の感触も良く、満点を期待したけれど… 返ってきたら98点(残念!)のようなことを何度も経験してきました。それだけ100点満点をとることが簡単ではないということです。では、どうすれば100点がとれるかを考えるときに1人の高校生の言葉が参考になります。
その生徒は決して数学が得意というわけではありませんでしたが、数Bの数列の範囲に関しては正解率がとても高く学校の定期テストでも100点をとってきました。数Bの数列は苦手になる生徒が多い単元なので不思議に思い、なぜ数列が他の分野よりも得意になったのか本人に聞いてみました。そのときの回答が「数列の問題はどれも、答えが合っているか簡単に確認できるから」でした。つまり、正解率が高かったのではなく、間違いを自分で見つけられるため直すことで全問正解にもっていけるということでした。計算力はある子だったため見直して修正するだけの時間があったことも必要条件にはなりそうです。
人間ですからどれだけ練習を積んでも本番で毎回ノーミスを達成するのは至難の業でしょう。それに比べれば『見直し』のスキルを高めることによってミスを帳消しにし、満点を目指す方が現実的です。
数学のテストで満点を取るカギは『見直しのプロになる』と私は考えます。そして、見直しのプロになるには普段の演習時に毎回真剣に見直しをして自分のミスに気づける訓練を繰り返すことです。一度自分が解いた問題を見直しても単に同じ作業を繰り返していてはミスに気づけません。他人の答案をチェックする俯瞰的な感覚が必要です。一朝一夕でできるようにはなりませんが習慣化されれば徐々にその精度は上がります。問題演習をするときに解き終わったらすぐ答え合わせをするのではなく、必ず間違えていないかの見直しに時間をかけるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)