数Ⅰ¥三角比¥単位円に慣れよう!
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。
今朝は一段と冷え込みましたね。気温が下がると電池の機能が低下して色々な機器(スマホ、リモコン、マウス、イヤホン、…)に影響がでるため要注意です。
宇治山田高校1年生の数学が三角比の範囲を学習中です。$ sin , cos , tan $の定義を覚えて色々な値を求める練習→相互関係を使った証明→方程式、不等式の問題へ移ります。
途中、$ sin30°、cos45°、tan120° $などの値を言えるようにならなければなりません。直角三角形の比から求めたり表を書いて全ての値を丸暗記したりする人もいますが非効率的ですし方程式や不等式の問題に対応できないので単位円を使って求められるようになってください。
原点中心半径$1$の円(数Ⅰは半円)を書き、$x$軸の正の方向を$ 0° $として反時計回りに角度が大きくなる動径と円との交点の $ x座標が cos $、$ y座標が sin $の値です。また、$ x=1 $の直線と動径との交点の$y座標が tan $の値になります。
はじめは丁寧に図を描きながら各角度で$ sin , cos , tan $それぞれの値を見つける練習を繰り返します。全ての角度の値を短時間で求められるようになったらノートに円を描かなくても頭のなかで図をイメージして値が言えるまで、さらに練習を続けましょう。この先、正弦定理や余弦定理を使った応用問題を解くときにはどの角度の値でも瞬時に分かる必要がありますから時間をかけてマスターしてくださいね。