数学マーク問題は日本語がカギ
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。
大型の台風14号の進路、影響が気になる3連休になりました。まだ雨は降っていませんがすでに風は強くなっています。風に飛ばされそうなモノの移動など、備えは今日中にしておいたほうが良さそうです。
マーク形式の数学の問題に関する質問に対応していて感じることがあります。それは、穴埋め前後の問題文をもっと丁寧に注意深く読み進めてほしいということです。答えを導く大きなヒントが(直前の)日本語に含まれていることを強く意識してください。
必要な条件(数値)だけを確認して「記述問題と同じように」自力で解法を考えていてはマーク式のメリットが消えてしまいます。時間に余裕があればそれでも良いのですが共通テストはそもそも制限時間との勝負です。考える時間を極力減らして計算にかける時間を確保しなければいけません。そのためには、問題文の1つ1つの言葉、なかでも【接続詞】に注意して『①,②より』『このことから』のような誘導に乗っかることで、同じ答えを出すにしても遠回りしない練習を心掛けてください。
また、前に出した答えを利用して解き進める問題が多いため初めの答えが間違えていると芋ずる式に全滅することがあります。最初は解きやすい問題から始まるだけにかえってミスをしてしまうと、思わぬ大失点につながりかねません。『分かった、解ける!』になったときほど集中して慎重に解く習慣を身につけましょう。