条件反射レベルまで繰り返す

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。中学理科の神経系で習う「反射」。熱いものに触れると思わず手を引っ込める、アレです。

この無条件反射とは別に「レモンを見ただけで唾液が出てくる」ような『条件反射』があります。生まれながらに備わっているのではなく、同じ経験を繰り返すうちに体が自然に反応するようになるものです。

計算をするときも条件反射が起きています。

例えば、2+3= という式を見ると瞬時に5が浮かびますよね。頭の中で2に3を加えると?という作業はしていないはずです。

高校数学の計算が得意な人は複数の条件反射パターンを(無意識に)駆使して複雑な計算でも速く解き進められます。小・中学校で基本ルールを学習したとき、計算方法を習得して満足せず、どれだけたくさん問題演習をこなすかがポイントです。

初めは考えながら解くので時間がかかりますが、類題演習を繰り返すうちに考える時間が減って体が覚えるようになれば計算速度が上がりミスも減ります。

野球の一流バッターがバットの素振りを欠かさず続けることで、豪速球やするどい変化球に体が反応してヒットを打てるのに似ています。

ぜひ、計算の反復演習を継続して取り組んでください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

塾長日記

次の記事

8月6日