面倒くさい病
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。異常な猛暑が続いていますが夏休みの宿題は進んでいますか。ワーク以外で手のかかるモノを先送りせず仕上げていきましょう。
小学生高学年になると、宿題や勉強のとき「面倒くさい」が口癖になる子が増えてきます。これは思春期の入り口に差しかかり自我が強くなったサインでもありますが、そのままにしておくと勉強習慣が崩れてしまいます。
ただ「やりなさい!」と強制しても反発が強まるので、対処法のヒントをいくつか
●やるタイミングを習慣化する
やる気を待っていたらいつまでたっても手をつけません。「帰宅したらおやつの前に宿題」「夕食後30分は机に向かう」など、行動とセットにして固定化しましょう。習慣化すると感情に左右されにくくなります。
●小さく区切って取り組ませる
いっぺんに「宿題をしなさい」と言われるとやる気が削がれがちです。まずは「計算プリント1枚だけ」「漢字練習1ページだけ」のように作業を分けて達成感を味わわせましょう。小さな成功体験が「面倒くさい」を減らします。
●終わったあとのご褒美を用意する
「終わったらゲーム30分OK」「宿題すんだらおやつ」など、分かりやすい楽しみをセットにします。報酬があることで嫌な作業を乗り越える動機づけになります。ただ、ご褒美の内容がエスカレートしていく状況は避けましょう。
「面倒くさい」は放っておくと悪い習慣になりますが工夫次第で『とりあえずやる』に変えていくことが可能です。小さな成功体験と習慣化でやる気の歯車を回してあげてください。

