計算力は必要条件

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。中学生の計算問題の答え合わせをしていると間違え方にいくつかのパターンがあることに気づきます。間違えの原因を細かく正確に見極めることによってその生徒の正答率を速く高められます。採点結果が同じでも間違え方によって『何をすべきか』は異なるため、原因究明の作業はとても重要です。
ある確率で単純ミスを繰り返してしまうのか、一見ミスのようであって実は理解不足が隠れているのか、分数の計算が不安定なのか、負の数どうしの引き算が苦手なのか、一度に解く問題数がある量を超えると集中力が低下してしまうのか、… 
このような傾向がハッキリしているケースはまれで、同じ生徒の答え合わせを複数回継続し、間違えた解答の途中式を含めて丁寧に観察すると徐々に見えてきます。その時点では推測に過ぎないので確認問題を選んで原因を絞り込んでから治すためには『何をアドバイスし、どのような演習をしてもらうか』を決めていきます。
一連の作業には経験則による要素が含まれていますが判断基準を明確にしてフローチャート化し、システマティックなパッケージを作ろうと考えています。高校数学を学習するうえで”計算力”は欠かせません。中学生の間に一定レベルまで高めるためのシステムを完成させます。

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