苦手意識を捨てよう

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。とても暑い日が2日続いたと思ったら今日は一転涼しい朝になりました。ここまで気温差が大きく変化すると自律神経が乱れて体にこたえます。そうでなくても新しい環境下で疲れやすい時期ですから睡眠時間を多めにとって体調を整えてくださいね。
毎年のことですが伊勢高校新1年生は授業スピードについていくのに苦労しているようです。数学は式の計算から因数分解を学習中。数学が得意な生徒にとって因数分解は簡単な範囲かもしれませんが苦手な人には最初の難関になります。
この“苦手意識”は勉強するうえでとても厄介です。自分で問題を難しくしてしまいます。せっかく問題演習をしても苦手意識が理解の深さ、納得感を邪魔して『この問題は難しい』という意識だけが残ってしまいます。”解けない” ⇒ ”解ける”に変えていくのが勉強の(1つの)目的です。そのためにはその過程で”わかった!”が必要です。この感覚が強ければ強いほど早くできるようになります。苦手意識はこれを弱める要因になるので勉強するときはマイナスの気持ちでなくフラットの精神状態でいるほうが効率が上がります。
因数分解の手順は問題によって複数のパターンに分かれるため混乱が生じます。ただし、ここで何らかの『気づき』や『ひらめき』は必要ありません。パターン分けは全てロジカルにできるので一度習得してしまえば迷わず解けるようになります。完璧になるまでに時間はかかってもパターン学習で済みますから「因数分解は難しくない」という意識を持って演習にあたってください。

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