数学の鉄則『具体的に!』
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。伊勢高校に合格した生徒には高校数学の予習をしてもらっています。中学校で学習してきた数学との違いの1つに文字(式)の多用があります。これまでは具体的な数字で計算したり説明されたりしてきたことが、より一般化するために文字を使って表現されることが増えます。これが難しく感じる生徒が出てきます。
例えば $ x^{2}×x^{3} = x^{5} や( x^{2} )^{3} = x^{6} $ という計算が普通に(迷わず)できていたのに、高校の教科書にある公式 $ a^{m} × a^{n} = a^{m+n} , (a^{m})^{n} = a^{mn} $を見ると混乱してしまいます。
また、$ x^{2}+5x+6 = (x+2)(x+3) $という因数分解は簡単にできても$ x^{2}+(a+b)x+ab = (x+a)(x+b) $と書かれた公式と一致しない生徒もすくなくありません。
このように高校数学を学習していくにあたって“文字式表現”に慣れることがとても重要になってきます。逆に考えると、公式を単に暗記しようとせず具体的な数字を使って理解を深めながら自分のモノにしていきましょう。分かりづらいときは『具体的に!』が数学の鉄則です。