数学マーク問題の原則
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。
今年の冬にコロナ(第8波)とインフルエンザのダブル流行が懸念されるなか、コロナの予防接種間隔を3か月に短縮する発表がありました。私は4回目が9月中旬だったので年内に5回目を接種できそうです。インフルエンザの予防接種は来月予約済ですから冬期講習までにどちらも間に合って良かったです。これから受験生にとって一番大事な時期に入ります。体調管理に最大限の注意をはらってサポートしていきます!
昨日、宇治山田高校3年生のYちゃんからマーク問題(数Ⅰ)に関する質問を受けました。三角比の範囲で正弦定理や余弦定理を利用する問題です。
1つの大問のなかに3つの小問がある場合、通常 (1) → (2) → (3) の順に難度が上がります。今回も (1) (2) ができて (3) が分からないとのこと。たしかに問題を読んだ後何から手を付けたら良いのか、解き始めるまでに少し時間がかかりました。
このようなケースで、数学マーク問題特有の『最初にやるべきこと』があります。それは (1) (2) で求めた内容をすべて利用して考えてみることです。マーク模試は時間との勝負なので1つの問題に多くの時間をかけることはできません。いくら (3) の問題が難しいといっても大量の計算を要するわけではなく、アプローチの方法を見つけづらいだけです。その“気づき”の最大のヒント = (1)(2) で求めた答えです。
別の見方をすれば (3) の問題を解くための手助けとして途中の手順を (1)(2) で示してくれています。数学のマーク問題で大問の後半を解くときにはこの原則を念頭に置いて解法を発見してください。