金融政策

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。ニュースで「FRBが利下げ」「日銀が利上げ見送り」といった言葉を耳にしますよね。これは、国の中央銀行が行う金融政策の一つです。

では、なぜそんなことをするのでしょうか?

利上げとは お金を借りるときの金利を上げること。

 金利が上がると、企業も個人もお金を借りにくくなり、消費や投資が減ります。その結果、景気が落ち着き、物価の上昇(インフレ)を抑えることができます。

 :景気が良すぎて物価がどんどん上がっているとき、FRBや日銀は利上げをして「ちょっと冷やそう」とします。 

利下げとは 金利を下げること。

 金利が下がると、お金を借りやすくなり、企業は設備投資をしやすくなり、個人も住宅ローンなどを組みやすくなります。するとお金が回りやすくなり、景気が良くなりやすいのです。

 :不景気で物が売れないとき、日銀は利下げをして「お金をもっと使ってね」と景気を刺激します。

金融政策は、景気の「熱すぎ」「冷えすぎ」を調整する役割を果たしています。ニュースで金利の話が出たときは、「景気を冷やそうとしているのか、温めようとしているのか」を考えると、経済ニュースがわかり易くなりますよ。

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