今週の質問(判別式の符号)

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。高校数学、二次方程式の判別式を使う問題で、一度は「あれっ、なんで?」と感じる内容です。

判別式は、その符号『+』『0』『-』と、二次方程式が『異なる2つの実数解を持つ』『重解を持つ』『解なし』それぞれとが対応し、この区別を、解の個数が「2個」「1個」「0個」と表現することが多いです。

そのため「二次方程式が2つの解をもつように…」という条件のとき、判別式の符号が『0より大きい(+)』としがちですが間違えです。

正解は『0以上(+または0)』で、なぜかというと、重解は2つの解の値が同じになっただけだからです。つまり、二次方程式の解が『異なる2つ』か、単に『2つ』かの違いによって判別式の符号が異なることに注意が必要です。

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