語彙力は学力を高める基礎
伊勢高校3年生のMちゃんから皇學館大學推薦入試(基礎学力試験)問題を見せてもらいました。
国語と英語の2科目で、どちらも語彙力を問うものが多い印象です。
国語は大問2第の構成。まず第一問は問一が漢字の読み書き20問、問二が筆順、部首、熟字訓等5問。
続いて第二問は問一が文法等5問、問二が新聞記事に関する記述問題4問(15字、25字、35字、100字)、問三が指定の語句を使った短文(15~25字)作成5問で最後の問四が慣用句、四字熟語の穴埋め選択問題10問でした。
漢字の問題はどれも基本的なものばかりなのですが… 読みはできても、いざ書こうとすると「??」書けそうで正確に書けない字が多かったです。パソコンやスマホで文書を作成している弊害として漢字力の低下を実感しました。とはいっても、ペンを持って字を書く機会は少ないですから、せめて新聞を読んだり読書をしたり活字に触れる時間を増やさないといけませんね。
国語(現代文、古文、漢文)や英語の学習において語彙力は必要不可欠ですし短期間でどうにかできるものではありません。一度覚えても時間が経てば忘れます。繰り返し触れることで記憶が定着しますから、日々の学習のなかに語句、単語を覚える時間を必ず組み込んでコツコツ継続してください。