ディフェンス
県立高校の後期選抜入試は(大学入試に比べて)競争率が低いため、気をつけるポイントが異なります。伊勢高校、宇治山田高校の昨年の競争倍率はどちらも1.2倍に達していませんから受験した生徒の下位20%に入らなければ合格できます。
ということは受験生の半数以上が正解できない問題を解けなくても大丈夫です。その代わりに全体の8割の生徒ができる問題はミスを含めて不正解してはいけません。
後期選抜試験まであと3週間、みんな必死で勉強に励んでいます。残り時間が短くなるにつれ、このことを念頭において取り組んでください。解けない応用問題を解けるようにする努力よりも基本事項を見直し、抜けがないかの再確認が重要です。攻める必要はありません、守りの勉強に徹しましょう。