滴定問題
伊勢高、山高1年生“化学基礎”のテスト範囲に酸化還元滴定があります。
滴定の計算問題として既に“中和滴定”を学習済みです。中和反応のときは酸と塩基の水素イオンと水酸化物イオンの物質量に関する等式を作りました。酸化還元反応では酸化剤と還元剤の電子の物質量に置き換えて、『価数×モル濃度×体積』という式の作り方はそのまま利用できます。
そして、中和のときと同様「モル濃度×体積=モル」の関係であることを十分理解しておいてください。反応の種類によっては与えられる条件が“モル濃度”と“体積”とは限らないので、単に公式を丸暗記していると式が作れなくなりますからね。