継続は力なり！続けるための工夫
伊勢市＊数学＊塾・予備校＊エムジェック＊塾長の真鍋です。
何かを続けようとしたけれど、３日坊主で終わってしまった経験はだれにもあると思います。“続ける”って本当に難しいですよね。続かない理由は色々あるかもしれませんが、内容がきつくてギブアップしたり、単純に忘れてしまって自然消滅したり、が多いのではないでしょうか。せっかく「やろう！」と決めて始めたら長く続けたいものです。
そこで、続けるための工夫（コツ）を２つ。まず１つは、無理をしないことです。例えば中学生が毎日英単語を覚えようと考えたとき、１日に覚える単語の数を何個にするべきか。つい大きな成果を求めてしまうと失敗します。どうせやるなら毎日１０個ずつ覚えよう、とすると、最初の１日、２日は頑張れても徐々に時間がかかってしまい、モチベーションも下がって続きません。そこは欲張らずに１日１個にすべきです。そして、毎日１個の単語を覚えることが習慣化されて１か月も続けば、今度は１日に２個に増やしてみれば良いですね。新しいことを始める場合、最初は大きなエネルギーが必要ですからハードルを低く設定します。そして、ペースをつかんだら少しずつハードルを高くしていきましょう。
次に、うっかり忘れてしまうことの防止策は他の作業とセットにします。病院でもらう薬の飲み方で『朝夕の食後に服用』というパターンがよくあります。薬によっては食事をとった後に飲むのが好ましいものもありますが、いつ飲んでもかまわない薬であっても同様の指示が出ます。それは、食事とセットにすることで薬を飲むことを忘れにくくするためです。１日に１個単語を覚るとして、”いつ”やるかまで決めておきましょう。「学校から帰ったらすぐ」「夕食後」「寝る直前」など、毎日やっている何かと組み合わせることで『うっかり忘れ』を防ぎやすくなります。
『無理な目標を立てない』ことと『毎日やっている作業の前後に組み合わせる』ことで、ぜひ毎日コツコツ続ける事柄を増やしてほしいと思います。
