自律学習

GWが明けても5月末まで小、中、高校の休校は続きます。
オンライン授業をはじめ学校としてどのような対応ができるか模索しているようですが、新年度の学習指導がまともに開始できていないので子どもたちの勉強遅れが心配されます。なかでも多くの受験生が入試対策を計画的に進めづらい状況になっていないか懸念されます。さらに今年の夏休みは短縮されますから、中3生や高3生が例年夏休み期間中にできた勉強量をどこで補うのかが大きなポイントになります。
それらを考え合わせると(最低でも)これから1か月ある休校期間中を真剣に受験勉強にあてなければならないことが理解できるはずです。3年生としての新学期が始まった実感がなく、勉強も部活動も2年生の途中で止まった状態ですから受験生の自覚がなかったり受験勉強をするモチベーションが上がりづらかったりすると思います。しかし、今をボンヤリ過ごしてしまうと夏以降にそのしわ寄せが重くのしかかってくることが目に見えています。いまだかつてない状況(=大ピンチ)を考え方一つで大きなチャンスに変えられます。自分の苦手な科目を中心に1~2年生で学習した内容の総復習ができる十分な時間があるわけです。この時間をどう使うかによって子どもたちの学力(成績)が大きく変動します。学校が再開されるまでの自由に使える時間を無駄にせず、自分を律して本気で勉強に取り組むことができれば必ず志望校が近づいてきます。逆もまたしかり。
5月7日からエムジェックは通常授業に戻ります。今やる勉強がいかに大切であるかを子どもたちに伝えながら全力で一緒に走っていきます。

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