小論文 と 作文

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。推薦入試の受験対策で、小論文の練習を始める生徒もいると思います。

まず知っておいてほしいのは、「小論文」と「作文」は似ているようで違う、ということです。

作文は自分の体験や気持ちなどを素直に書くことが中心で、読んだ人それぞれの感想が生まれます。小論文は与えられたテーマについて論理的に考え、自分の意見とその理由を筋道立てて書き、読み手を納得させるものです。

意見と理由をセットにする
 「私は〜と考えます」で終わらず、「なぜなら〜だからです」と理由を書くことが大切。主張と根拠がそろってはじめて説得力が生まれます。

感情ではなく論理で書く
 作文では「うれしかった」「悲しかった」と感情を表すのも大切ですが、小論文では、データや具体例、周知の事実などを使って、読む人が納得できるように説明しましょう。

段落の構成を意識する
 小論文は「序論→本論→結論」という形で書くのが基本。最初に結論や立場を明確にし、その理由を順番に述べ、最後にもう一度まとめると、読みやすく説得力のある文章になります。

小論文は練習すれば必ず上達します。最初は短いテーマからでも構いません。自分の意見と理由をセットで、首尾一貫した内容にまとめる練習を積み重ねていきましょう。

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