ヘボン式ローマ字

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。文化庁の文化審議会が、ローマ字の表記について「ヘボン式」を基本とする方向で見直す答申案をまとめたというニュースがありました。

これまで小学校の国語では「訓令式」を練習して、英語の授業で「ヘボン式」を学習してきましたが、今後はヘボン式に統一する動きが進むかもしれません。

ヘボン式ローマ字は、明治時代に来日したアメリカの医師・宣教師であるジェームス・カーティス・ヘボンが、日本語の発音をアルファベットで表すためにまとめた方式で、パスポートや駅名の英語表記などで広く使われています。

たとえば
「し」は「shi」
「ち」は「chi」
「つ」は「tsu」 などですね。

英語の教科書で「てんぷら」が「tempura」となっていて、なぜ「ん」が「n」でなく「m」なのか不思議に感じた経験ありませんか? これも「ん」の後が「p」「b」「m」に続く場合のヘボン式表記によるものです。

普段の生活ではあまり意識しないかもしれませんが、今回の変更をきっかけにローマ字のしくみに興味をもってもらえると嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

塾長日記

前の記事

音読のすすめ
塾長日記

次の記事

70%の評価