「わからない」を我慢する

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。小中学生を見ていると、問題の答えが合わなかったときに、イライラしたり、急に不機嫌になったりする場面を目にします。
「正解したい」「できる自分でいたい」そう思う気持ちは、とても自然なものです。だからこそ、間違えたときに感情が動いてしまうのは悪いことではありません。
でも、ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。
勉強は、「できることを見せる時間」ではなく「できないことをできるようにする時間」です。
不正解は「失敗」ではない
問題を間違えると、「自分はダメだ」「向いていない」そんな気持ちになるかもしれません。でも実は、不正解はとても大切な情報です。
・どこで考え違いをしたのか
・何がまだ分かっていないのか
・どこを直せばよくなるのか
これらは、正解しているだけでは分かりません。間違えたときにしか見えないことなのです。
「わからない」を我慢する力
勉強ができるようになる子には、共通点があります。
それは、「わからない状態」を否定しないこと。
・すぐに怒らない
・すぐに投げ出さない
・すぐに「もういい」とならない
少しの間、「わからないなあ」「うまくいかないなあ」という気持ちを我慢して考える。この時間こそが、頭が成長している瞬間です。
感情的になると、学びが止まる
イライラしたり、機嫌が悪くなったりすると、頭は「考えるモード」から「守るモード」に切り替わってしまいます。 すると、
・説明が耳に入らない
・見直しをしたくなくなる
・同じ間違いをくり返す
せっかくの勉強の時間が、もったいなくなってしまいます。
だから大切なのは、答えよりも、気持ちを落ち着かせることです。
不正解は「チャンス」
もし間違えたら、こう考えてみてください。「あ、ここがまだ弱いんだ」「今気づいてよかった」「次はできるようになるぞ」
不正解は、成長の入口に立ったサインです。できなかった問題ほど、あとで「できた!」に変わったときの喜びは大きくなります。
最後に
勉強がうまくいく子は、最初から正解ばかり出せる子ではありません。
・わからないを我慢できる
・間違えを受け入れられる
・感情より、考えることを選べる
そんな姿勢が、少しずつ学力を伸ばしていきます。
「わからない」は、決して悪いことではありません。「わからない」を我慢できた分だけ、賢くなります。
今日の不正解は、明日の正解への一歩です。

