pH問題 注意点

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。今朝はこの秋一番の冷え込み、寒かったですね。伊勢市内の中学校や高校で学級閉鎖が出ています。インフルエンザ感染が急拡大しているので予防につとめましょう。
化学基礎のpH問題が期末テストに出題されます。酸や塩基の【モル濃度】×【価数】×【電離度】から求めるのが基本。
もう1つのパターンが水で100倍等にうすめるとpHがどう変わるか。
この問題は、100倍であれば2,1000倍なら3だけ、酸は大きく、塩基なら小さくします。
例)pHが3の塩酸を100倍水でうすめると3+2⇒5
pHが12の水酸化ナトリウム水溶液を水で1000倍うすめれば12-3⇒9
簡単に求められますが注意点があります。それは、酸はいくらうすめても塩基になることはなく、塩基も同様。
つまり中性のpH=7を超えて大きくなったり小さくなったりはしません。
pHが5の酢酸水溶液を水で1000倍うすめたとき5+3=8ではなく(約)7になります。
頻出問題ですから気をつけましょう!
まとめ
水でうすめるとpHは「0」の数だけ7に近づく

