文章を読む速度

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。大学入学共通テストのように、限られた時間の中で大量の問題を解く試験では「文章を読む速度」が合否を左右するかもしれません。

内容を正確に理解することはもちろん大切ですが、時間との闘いになる場面で速く読めることは大きな武器

文章を速く読むためのアドバイスです。

音読ではなく視読を意識する
 頭の中で声に出して読む「黙読」は、実はスピードを落とす原因になります。文字を「声」に変換する作業が挟まるからです。文章を「音」ではなく「まとまりのある意味のかたまり(チャンク)」として視覚的にとらえることで、読むスピードは大きく上がります。

キーワードを探しながら読む
 文章のすべてを一字一句追う必要はありません。設問に関係しそうな「重要語句」や「対比の表現」「筆者の主張部分」を意識して拾い読みすることで、必要な情報に素早くたどり着けます。特に共通テストでは、本文を完全に理解するより「設問に答えるのに必要な箇所を探す」読み方が有効です。

時間を区切って練習する
 速読は一朝一夕では身につきません。時間を区切り、「この段落を30秒で読む」「この文章を3分で読む」といった練習を繰り返すことで読むスピードと集中力が鍛えられます。本番を意識したタイムトライアル形式の演習が効果的です。 

「文章を速く読む力」は、試験時間を有効に使うための大切な技術。普段から無意識に文章を読むのではなく、スピードを上げる意識をして練習を重ねれば、共通テスト本番でも余裕を持って問題に取り組めるようになるでしょう。

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