読書感想文を書くときのコツ
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。もうすぐ始まる夏休みの定番課題といえば「読書感想文」。読書そのものの好き嫌いとは別に、感想文となると手がとまる人も多いでしょう。
夏休みの最後まで後回しにならないよう、感想文を書くときに参考にしてほしいことをあげますね。
●あらすじは最小限に、自分の考えを中心に
感想文のはずが、ほとんど『本のあらすじ』になってしまっている… これはよくあるパターンです。あらすじは多くても原稿用紙で5~6行ほどで十分。それよりも「どの場面が心に残ったか」「どんなことを考えたか」「自分の体験や考えとどうつながったか」といった、自分の感じたこと・考えたことを中心に書きましょう。
●心が動いた場面を1つにしぼる
たくさん感想があっても、あれこれ詰め込むとまとまりのない文章になってしまいます。最も印象に残った場面を選んで、そこに焦点をあてて深く掘り下げると、読み手に伝わる文章になります。「どうしてその場面で心が動いたか」「そこからどんなことを学んだか」などを詳しく書くことを意識しましょう。
●書く前に「メモ」で考えを整理する
いきなり原稿用紙に書き出すと、途中で止まったり何度も消して書き直したりすることになりがちです。まずは思ったことを箇条書きにして自分の考えを整理しましょう。文字にすることで「自分はこんなふうに感じていたんだ」と気づけることもあります。そこから、文章の構成を組み立てて、大まかな全体像を作ってから書き始めるとスムーズに進めることができますよ。

