正しい図を描く練習は大切!

伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。
中学校の数学は 計算→方程式→関数→図形→データ の順に学習していきます。各学年とも今ちょうど図形の範囲に移るタイミングです。図形に関する問題の多くは図を見ながら考えます。中学数学の間は、ほとんどの問題に正確な図が描かれていますが高校数学では自分で図を描かなければならないケースが増えます。このとき、本来の図とかけ離れてしまえば解くうえで助けになるどころか邪魔になってしまうため、正しい図を描けるかどうかで正答率が大きく変わります。
ここで言う“正しい”図というのは与えられた条件:線分の長さ、角の大きさ、位置関係等のポイントを捉えられているかどうかです。例えば三角形$ABC$を描くとき、$AB=3 , BC=2 \sqrt{ 3 }$ とあれば辺$AB$より辺$BC$が長くなっているか、$∠B=110°$とあれば $∠B$を鈍角にしてあるか、ということです。
言葉で説明すると簡単そうでも問題の文章を読んで条件にあった図を描くことは意外に難しく、一朝一夕にできるものではありません。実際に図を描いてから解答の図と見比べておかしな箇所を訂正する作業を繰り返し練習します。最初は定規やコンパスを使って丁寧に描いても良いですが最終的にはフリーハンドで描けなければいけないので、いびつな図になっても気にせずたくさん練習しましょう。見た目の綺麗さではなく『ポイントが捉えられているか』だけを意識してくださいね。

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