高校2年生の物理基礎

高校2年生の理科で物理基礎を学習します。

文系の生徒にとって『物理』は手ごわい科目といえそうです。最初は力学のなかの物体の運動を学習します。速度と速さ、距離と変位など語句の定義が混乱をまねいたり、等加速度運動の公式で似て非なるモノが覚えづらかったりと、いきなり苦戦を強いられます。また、速度、加速度、力、を矢印で図示しながら考えるさい、数学でまだ「ベクトル」を履修していないことがイメージをつかみづらくしていると感じます。
物理の問題演習をするときに大事なポイントを2つお伝えします。1つ目は、うろ覚えの公式で立式せず教科書や問題集の公式を見てかまいませんので、その使い方に慣れることを優先してください。
それから2つ目は、問題文を読んだだけで数式を組み立てるのではなく、必ず作図するよう心掛けましょう。問題に図を書いてくれてあるものが多いですが、ノートに書き写して“矢印”の感覚を習得することがとても重要です。
応用問題は後回しで大丈夫です。教科書の例題や基本問題を反復演習して苦手な範囲を作らないよう頑張ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)