定石
数学のほとんどの大問(=一つの問題の中に(1)(2)(3)と複数の小問が続く)が(1)(2)⇒(3)と、後の問題が前の小問の解を利用するように構成されています。本来(3)だけの出題でよいところを(1)(2)を解かせることによって解法のヒントをくれているわけです。このような場合(3)問の難度は高いのですが、はじめから『(1)と(2)の答えを利用するはず』と考える習慣が身についていると大きな手掛かりになります。
大問の最後の問題を解くときに、そこまでの小問が誘導してくれていると仮定して考える練習をしてくださいね。