数学の文章題は『見える化』
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。講習のため7時過ぎに家を出ると太陽が真正面から昇ってきて信号機が全く見えなかったので日の出前に出発するようにしました。
伊勢宮川中3年生のMちゃんから質問を受けた問題が『ある中学校でボランティア活動に参加したことがある生徒は、1年生では1年生全体の25%、2年生では2年生全体の30%、3年生では3年生全体の40%で、学校全体では生徒全体の32%である。また、この中学校の生徒数は、3年生は2年生より15人多く、1年生は240人である。2年生の生徒数をx人として方程式を作り、2年生と3年生の生徒数をそれぞれ求めなさい。』
この文章を読んだだけで方程式を立てられる中学生は少ないと思います。しかしこの問題、数学的には決して難しくありません。一見複雑な条件を整理して処理する力が問われています。ではどうするか?
『見える化』です。文字情報を図示し、複数の数値の関係を分かりやすくする工夫をします。気を付けることは、全ての数字をもれなく書き出すことと言葉(文字)はできる限り省略して簡潔にまとめることです。
今回の質問者も 問題文 ⇒ 図示 しただけで解説を加えなくても正解できました。問題文を読んで方程式が立てられないときは『見える化』する練習をしていきましょう。