今週の質問から
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。中学1年生の理科が生物分野から化学分野に移りました。これまでは知識問題中心だったのに対して計算問題が加わります。
はじめに出てくるのが『密度』。
密度\((g/cm^{3})\)= 質量\((g)\) ÷体積\((cm^{3})\) で求めることができますが、ただ公式を暗記するのではなく、意味を理解することが大切です。
「鉄とプラスチック、どちらが重い?」
と聞かれたら、鉄と答えますよね。このとき “同じ大きさで” という条件で考えていると思います。
密度は、その大きさを \(1cm^{3}\) (= 一辺が \(1cm\)のサイコロ)と決めて、何 \(g\) になるかを表した値です。
このイメージがしっかりつかめれば「質量を密度で割れば体積を求められる」「密度に体積をかければ質量が求まる」という関係につながります。
また、物質によって密度は一定のため、実験で密度が求まると、その物質が何なのかを特定することもできます。