分数が苦手な人へ
伊勢市*数学*塾・予備校*エムジェック*塾長の真鍋です。計算をするとき「分数が混ざると急に手が止まる、計算ミスが増える」 こんな声をよく聞きます。
分数は整数や小数に比べてルールが複雑で混乱しやすいです。でも、見方を変えるだけで苦手が解消されることもあります。分数が苦手な人に向けて5つの手引きをお伝えします。
1.見える化で理解を深める
分数の習い始めは数の大きさのイメージがわきません。そこで「見た目」で理解すると感覚がつかめます。例えば \(\frac{1}{2}\) と \(\frac{1}{3}\) は円の絵にして比べると、どちらが大きいか一目瞭然。図を描いたり、紙を切ったり、目や手を使って学ぶのが効果的です。
2.通分は下ごしらえ
通分がめんどうで苦手という人は多いですが、雑になると大混乱します。通分は料理でいう「下ごしらえ」。ここを丁寧にやると後の計算がスムーズに進みます。『最小公倍数』を意識して分母をそろえる練習を重ねましょう。
3.約分は“きれいにする”ひと工夫
約分は、答えをできるだけ小さくシンプルにするための作業。\(\frac{18}{24}\) = \(\frac{3}{4}\) など、見た目の印象もぐっとスマートになります。\(2 , 3 , 5 \) など、基本の約数に気づけるよう、普段から「数字のくくり」を意識するクセをつけましょう。
*続きは次回へ