気団の性質

日本には春夏秋冬の四季がありますよね。これらと関係の深い「気団」を中2の理科で学習します。
冬の寒い時期に発達するシベリア気団、初夏から夏に発達するオホーツク海気団と小笠原気団の3つです。それぞれの気団には シベリア‥冷たく、乾燥している オホーツク海‥冷たく湿っている 小笠原‥暖かく湿っている という特徴があります。これらの性質を1つずつ暗記するのは意外と大変。
そこで、地図を見ながら発生する気団の場所を覚えてしまえばあとは簡単です。まず南⇔北に分けると、シベリアとオホーツク海は北、小笠原は南にあり、北が冷たいグループ、南は暖かいと覚えます。
次に東⇔西に分けて、西のシベリアは大陸上にあるため乾燥し、東のオホーツク海と小笠原は海洋上にあるので湿っているわけです。
また、6月~7月にかけてオホーツク海気団と小笠原気団の勢力が拮抗するため、その間で梅雨前線が動けなくなり停滞するということもあわせて覚えておいてください。

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